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不妊治療保険適用について

先日浅田レディースクリニックで第二子の不妊治療相談をした際、
今後の治療は保険適用で対応できるのか?を聞いてきました。

回答としては、

(自費の時と)薬が異なるが、保険適用範囲で治療を受けられる。

とのことでした。

ちなみに第一子の際(自費)での移植周期では、以下の薬を処方いただいています。

・ルトラール錠(飲み薬)
・エストラーナテープ(貼り薬)

これが両方とも変わるのかまでは聞けなかったのですが、保険適用で治療する場合は

膣剤(膣座薬)

になるとのことでした。

効果はほとんど変わりないとのことです。

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そして、保険適用で治療を進める場合のプランとして提案されたのが

移植第一回目は自費で初期胚1個の移植を行って、
その際に凍結しているすべての初期胚を解凍・培養->
胚盤胞になったものがあれば再凍結して、以後は保険適用で胚盤胞1個ずつ移植する。

でした。

受診後からずっと考えていますが、総合的に考えてこのプランが一番良いのかな…と納得しつつ、

なんとなくスッキリしない点もあります。

理由は、

保険適用にするがために、一番妊娠の可能性が高い方法を捨ててしまうのではないか?ということ。

保険適用は金銭面の負担が軽くなるので嬉しいけど、第一子の際に受けた治療方針ではないところが気になっていて、
特に(保険の範囲で治療するには)胚盤胞のみ移植になってしまう(それが最善の選択肢になってしまう)点です。

ALCでの凍結は、ケーンと呼ばれる容器に細い棒(受精卵凍結専用の容器。Topというらしいです)を
格納するのですが、受精卵が複数ある場合は何個かに分けて凍結してくださっています。

また私のような高齢の場合(40歳以上)は、初期胚を培養すると胚盤胞到達率が低下するため、初期胚(前核期)のまま凍結するようです。

そのため今凍結している受精卵は、Top3本(2個、3個、3個)に分けています。

これまでの治療プランだったら、Topを1本ずつ解凍して移植する、つまり

2個解凍->1個は初期胚で移植、残りの1個は培養して胚盤胞になったら凍結->次の移植へ
3個解凍->1個は初期胚で移植、残りの2個は培養して胚盤胞になったら凍結->次の移植へ

…といったやり方ができたんです。
(1本のTopに格納している卵は全て解凍になり、移植しない卵は培養になる)

この、

Topが3本ある=初期胚で確実に3回は移植を行える。

ということが、不妊治療を受けるうえで精神的にとても大きなものになります。

あと何回移植を行えるか、はすごく大事。

それが保険適用を考えると、8個ともすべて解凍して培養->胚盤胞のみ残す、という流れになってしまう。
胚盤胞に育たなかったら、そこで移植周期が終わってしまう。

培養で胚盤胞まで行けない受精卵でも、もしかしたら私のお腹では育ってくれるかもしれないのに…。

初期胚での移植は、それだけ妊娠の可能性を高める方法であるはずなのに、

手放してよいのか…

とても悩むところです。

ちなみに、なぜ胚盤胞ではなく初期胚で凍結するのか?は第一子の際に確認していまして、
以前の記事で書いています。(こちら

あと、なぜルトラール錠、エストラーナテープが使えないのかも疑問です。

国に効果を認められていないのでしょうか。

私は今までALCで膣剤を処方されたことがないので、どのような使い心地なのか分からないですが、

受診時に聞いたところだと「人によっては気分が悪くなることも」とのこと。(下腹部の違和感?)

飲み薬や貼り薬よりも、ストレスがあるのではないでしょうか。

こういうちょっとしたところが、不妊治療ではストレスになるのです。

ルトラール錠、エストラーナテープでさえも、第一子の時、終わった時にどれだけ解放されたと思ったか。

少しでも心の負担が軽い治療方針であってほしい。

…と、色々モヤモヤしているのですが、ALCブログでも保険適用について納得されていない旨の記事を読み、

決して過去に受けた治療方針の考えのまま、保険適用->金銭面の負担が軽くなる、といった単純なことではないんだなぁ…と思いました。

ブログ記事、参考になりましたので張らせていただきます。

できる限り助成金を使った方が良さそうですよ!
https://ameblo.jp/ivf-asada/entry-12722126503.html
4月からの保険適用開始に向けて
https://ameblo.jp/ivf-asada/entry-12727515770.html
不妊治療の保険適用②
https://ameblo.jp/ivf-asada/entry-12732542536.html
不妊治療の保険適用は誰のため?
https://ameblo.jp/ivf-asada/entry-12736269714.html
保険適用拡大から2ヶ月が経過しました
https://ameblo.jp/ivf-asada/entry-12749992743.html

どちらにしても1回目の移植は自費になるので、まだ少し時間があるので考えたいと思います。

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